マイ・プライベート・トーキョー Part 1
http://www.youtube.com/watch?v=hYiGN7Vhf6o
Saturday, 30 January 2010
Sunday, 17 January 2010
HTRK interview translated into Japanese
アート・ロック・プロジェクト、HTRK(発音:ヘイトロック、またはHate Rock Trioとして知られる)は、2003年にメルボルンで活動を始めた。
前身バンド、Portraits of Hugo Perezの解散後、ベーシストのSean StewartとギタリストのNigel Yangが、The Birthday Partyのようなプロジェクトを作ることを目的として
ボーカリストのJonnine Dを新たに加入させた。ただし、スローペースの機械的な反復(散在するプリミティブなドラムマシーンのループと、Jonnineの叩くパーカッションの儀礼)、ゾッとする程に冷たい幽玄なエレクトロニクスのウェイヴ、耳をつんざくギターのフィードバック、を伴うものとして。
過度なスローテンポ、両性具有的なボーカル、執拗な反復と、極端な大音量のパフォーマンス、といったバンドの美学は、当時メルボルンでピークに達していた80年代のガレージロックのリバイバルシーンと衝突した。この状況は、バンドがメルボルンからヨーロッパに拠点を移す、国外脱出を促した。
三人はノイズロック、シューゲイザー、実験的なエレクトロニカといったすべてのものへの愛を追い求め、ベルリンへ向かった。彼らはそこで、EPをレコーディングすることとなる。借りた機材で録音された一つのライヴ・テイクは、バンドの妥協のない演奏を接写した、ドキュメントとなっている。
‘Nostalgia’は、500枚限定でバンド自身の手でリリースされたが、バンドは批評的な注意を引きつけ、イギリスのレーベル、Fire Recordsから2007年にEPを再リリースした。
二年後、Blast First Petite(Suicide,Pan sonic,Alan Vega,The Slits)とサインをし、三人は彼らのデビュー・フル・アルバム‘Marry Me Tonight’を、神出鬼没のメルボルンのプロデューサー、LindsayGravinaの手によってレコーディングすることとなる。その後、偉大なるRowland S Howard(The Birthday Party&The Bad Seeds)が制作に参加し、また、時に、自身がギターとしても加わることになった。
Marry Me Tonightは、それまでのバンドを定義していた、荒削りのインダストリアルな反復を犠牲として支払うことないまま、より洗練された、最新式の作品として完成した。
HTRKはThe Horrorsのサポートで忙しいツアースケジュールの時間を空けて、いくつかの質問に答えてくれた。
Marry Me Tonightでの制作の仕事の話は、The Birthday Partyの元ギタリスト、Rowland S Howardから持ちかけられました。このコラボレーションの背景となった大きな原因は何ですか?それと、TBPは、あなたのサウンドにどんな影響を与えている?
私達は、常にローランドの大ファンだった・・ 彼が私達にプロデュースのアイディアを持ちかけてくれる、遙か以前から彼に憧れていた・・ 私達が一緒に座って、アルバムのデモを聴いた時、彼はアルバムをすごくポップにすることについて話した。若い人たち(もしくは若い心を持った人たち)が簡単にアルバムに恋に落ちるように。アルバムにはローランドが具体化した、ロマンスの特別な形がある・・ The Birthday Partyにもまた、このロマンスがある。ヴァイオレンスと錯乱と、忘却の下に。
あなたに最も影響を与えた5つのアルバムはなんですか?
NY – Toshimaru Nakamura(中村としまる) and Keith Rowe – Weather Sky, Hungry Ghosts – s/t, Thela – Argentina, Blixa Bargeld – Commissioned Music and Vladislav Delay – Multila
SS – Sonic Youth ‘Evol’, Pita ‘Get Out’, Oval ‘94 Diskont’, Suicide ‘The First Album’, Ø – Olev
メルボルンを離れ、ロンドンへ(ベルリンでの長期に渡る途中下車を経て)向かったことの背景は?また、それらの街からのあなたの音楽への影響は?
僕たちは漠然とした可能性として、拠点を移すことについて話していただけだった。だけどそれから、Jonnineがリハーサルに突然、姿を現した。彼女のクレジット・カードで仕立てた、ベルリンへの三枚のフライト・チケットを持って。僕たちはメルボルンのミュージック・シーンにウンザリしていた。そして生活にもっと別の空気を見つけ出したかった。ベルリンに住むことは、僕たちの音楽を変えるのではなくむしろ、電気ショックで活気づけた。思い返してみると、ちょっとしたブラックホールだけど・・ ロンドンの影響は今の所はまだわからない。だけどロンドンでの新しい物事は絶対に、ベルリンより生気がない。華やかというよりは。
最近六ヶ月に読んだ最高の本と、観た映画はなんですか?
NY – ‘Try’ by Dennis Cooper and best films are ‘Slow Slidings of Pleasure’ by Robbe-Grillet, ‘In the city of Sylvia’ by José Luis Guerín and ‘Blissfully Yours’ by Apichatpong ‘Joe’ Weerasethakul.
SS – ‘The Coming Insurrection’ by The Invisible Committee and ‘Synecdoche’
JS – ‘Romancing Opiates: Pharmacological Lies and the Addiction Bureaucracy’ by Theodore Dalrymple and the film ‘Lizard in a woman’s skin’ by Lucio Fulci
賞賛―もしくは愛さえ-Blast First Records(Suicide,Sonic Youth,Liars,Dinosaur JR)の他のバンドの活動について抱いていますか?レーベルとの彼らの歴史があなた達をBlast First Petiteとサインさせるきっかけになりましたか?
私達はそれらすべてが好きだ。特にPan SonicとFushitsusha(不失者)が。
自分たちについてのプレスを読みますか?
時々。市場の調査として。
どのようにして、Fire Recordsのコンピレーション、“James-Joyce Chamber Music”に参加することになったか説明して頂けますか?
Fireは私達に、最後の最後に(土壇場で)、音楽詩を寄せることを依頼した・・私達はその詩についてそれまで何も知らなかったし、今も知らない。
あなたの解釈、どのようにジョイスがあなたの曲の制作に影響を与えたかについて説明して頂けますか?
私達は迅速にレコーディングした。だからそこには影響は全くない。すべてが沈黙の直観だけだ。
http://www.cargo-london.com/blogs/2010/01/htrk-interviewmixtape/
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