荒木 経惟「過去・未来 写狂老人日記1979年-2040年」
Nobuyoshi Araki “Past tense – Future, 1979 - 2040”
会期:2012年5月25日(金)- 6月23日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー(東京・清澄)
オープニング・レセプション:2012年5月25日17:00 - 19:00
写真は日記なんだよ・・。しかない。写真ていうのはたった一日のコトに過ぎない。ていうようなことを感じさせるコトと、たった一日のことがヒジョーに過去も引きずってくるし、そして未来もずっと続く。たった一日のコトが、その二つの感じがあるから。どうしてもね、はっきりと日付を入れたいわけです・・。悔しいから今は未来を撮っている・・。
2012年2月10日 荒木 経惟
アラーキー展行って来た。陽子さんの写真はすべて素晴しく、特に、屋上で、着物を着た陽子さんが、首にヒモが引っ掛かりながら、そこにいる、どこまでも空っぽの、どこまでも乾いた、どこまでも世界の端で中心のあの写真。
それから、グラスを持った写真。あれを見た時、目が離せず涙が出て来たのは、自分が既に色々先入観があるからなのか?同じ様な疑問で、一番ハッとしたのはナン・ゴールディンのスナップ。あの写真には何ともいえない魅力がある。ナン・ゴールディンの眼光。眼差し。あの写真見てナン・ゴールディンに会いたくなった。アラーキーの写真は皆そんな気にさせる感じがする。
しかしあの屋上の写真は・・・・・。何とも言えない。。。
他にも、ビョークやUAや武やジャームッシュや・・・・・
写真集の方には井上光晴と埴谷雄高もいた・・・・・。
プール帰りの子供たち・・・・・・
それぞれにつけられた、時間の名前・・・・・。
色んな瞬間、色んな人達がいた・・・・・。
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