Monday, 27 May 2013
Tuesday, 21 May 2013
Friday, 17 May 2013
オール・ピスト東京2013にて、バリー・ドゥぺ作品『The Colors that Combine to Make White are Important』上映。
カナダのアニメーション作家、バリー・ドゥぺからメール。日本で彼の作品"The Colors that Combine to Make White are Important" が上映されるとのこと。
オール・ピスト東京、パリのポンピドゥー・センターにより始められた映像アート・フェスティヴァルの東京版(11カ国からなる23の映画)
しかも、マルグリット・デュラスの回顧上映もあるらしい。
オール・ピスト東京2013
オール・ピスト東京、パリのポンピドゥー・センターにより始められた映像アート・フェスティヴァルの東京版(11カ国からなる23の映画)
しかも、マルグリット・デュラスの回顧上映もあるらしい。
オール・ピスト東京2013
日時 2013年6月7日〜16日 場所 アンスティチュ・フランセ東京(飯田橋)、 アップリンク・ファクトリー(渋谷)
http://www.horspistestokyo.com/
http://www.horspistestokyo.com/
バリー。バリー自身が本人の映画に出て来そうないい感じなんだよなぁ、と、思う。 |
バリーは、雑誌『infomental』vol.1にもインタビューで参加してくれています。2010年に彼の映画『Pony tail』を観て、こんな映画観たこと無いと思い、コンタクトとって以来の付き合い。とてもピュアで尊敬出来る人。
バリー・ドゥぺ インタビュー by yokna patofa http://www.barrydoupe.ca/ImportantColors.html
ちょうど今回上映される Colorsをメインに話を聞かせてもらっています。
この映画は小津安二郎の映画からインスパイアされていて、
日本が舞台で、台詞は皆、機械的に訳された日本語になっている。
バリーに関して、ブログ的に何か面白いことを書きたいとも思ったが・・・、
インタビュー、意外に本気なボリュームだと思うので、これを読んで頂けたら。
Monday, 6 May 2013
第32回土門拳賞受賞作品展 亀山亮写真展 Ryo Kameyama『AFRIKA WAR JOURNAL』
第32回土門拳賞受賞作品展 亀山亮写真展「AFRIKA WAR JOURNAL」
映っている人たちが、他人には思えなかった。
アフリカの精神病院の中の、少なくとも私は、これまで見たことがなかった、壊れた心。
仲間のように(説明だけを見れば、到底受け入れられないような犯罪グループのポートレイト)、格好良く。目の前にいる人のように(「乾いていながらも心の襞に残り続ける/存在の片鱗(後書きから)」)--具体的には『ツチ系民兵のリーダー、ヌクンダ将軍/コンゴ民主共和国北キヴ州2008年』という一枚が良く思い浮かぶ。あの写真のざらざらした怖じ気づくほどの緊迫感が。もしくは『迫撃砲の直撃を受けた負傷者を病院に運ぶ避難民/リベリア共和国モンロビア市2003年』この人が立っている場所と瞬間。
苦しい体験を語る人々を、輪郭を残しながら強く包む様な亀山さんの写真には、その瞬間の透明度には、心の新しい窓が開かれる思いでした。そしてどの写真も、それを見ると、場所の空気を吸っているような気にさえさせられる。
亀山さんの言葉通り、大切な人の写真のような感覚さえ与えて来る。
それは本当に辛い。
でも本当に本当はそうなんじゃないか。だからこれは本当に辛いことだ。辛いままだ。
自分は見ることが出来てすごく良かったと思うし、沢山の人に見てもらいたいと思った。
亀山さんは、何かの記事で、自分の写真を、飾るような写真ではないと言っていたけど、私はそうは思わない。壁にかければ、無関心でいることは出来ない位の強い写真だけど、持っていたいとか、なくしたくないとか、見ていたいとか、同時に思わせるものがあるのだ
- 会場:銀座ニコンサロン
- 住所:東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA(ストラータギンザ)1階・2階「ニコンプラザ銀座内」
- 開催日:2013年4月24日(水)~2013年5月7日(火)
- 時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
- 休館:会期中無休
明日まで。ブログに書くのが遅くなりましたが、是非沢山の人に見てもらいたい写真展でした。
「善悪や白黒ではなく、人間の狂気も含めて灰色の部分を大事にしたい」。
誰もが暴力の被害者になるか加害者になるか紙一重の戦場を歩くうち、伝えたいものも明確になった。
「見た人が自分や家族に重ねて考えられる写真を撮っていきたい」 (亀山亮)
「善悪や白黒ではなく、人間の狂気も含めて灰色の部分を大事にしたい」。
誰もが暴力の被害者になるか加害者になるか紙一重の戦場を歩くうち、伝えたいものも明確になった。
「見た人が自分や家族に重ねて考えられる写真を撮っていきたい」 (亀山亮)
映っている人たちが、他人には思えなかった。
アフリカの精神病院の中の、少なくとも私は、これまで見たことがなかった、壊れた心。
仲間のように(説明だけを見れば、到底受け入れられないような犯罪グループのポートレイト)、格好良く。目の前にいる人のように(「乾いていながらも心の襞に残り続ける/存在の片鱗(後書きから)」)--具体的には『ツチ系民兵のリーダー、ヌクンダ将軍/コンゴ民主共和国北キヴ州2008年』という一枚が良く思い浮かぶ。あの写真のざらざらした怖じ気づくほどの緊迫感が。もしくは『迫撃砲の直撃を受けた負傷者を病院に運ぶ避難民/リベリア共和国モンロビア市2003年』この人が立っている場所と瞬間。
苦しい体験を語る人々を、輪郭を残しながら強く包む様な亀山さんの写真には、その瞬間の透明度には、心の新しい窓が開かれる思いでした。そしてどの写真も、それを見ると、場所の空気を吸っているような気にさえさせられる。
亀山さんの言葉通り、大切な人の写真のような感覚さえ与えて来る。
それは本当に辛い。
でも本当に本当はそうなんじゃないか。だからこれは本当に辛いことだ。辛いままだ。
自分は見ることが出来てすごく良かったと思うし、沢山の人に見てもらいたいと思った。
亀山さんは、何かの記事で、自分の写真を、飾るような写真ではないと言っていたけど、私はそうは思わない。壁にかければ、無関心でいることは出来ない位の強い写真だけど、持っていたいとか、なくしたくないとか、見ていたいとか、同時に思わせるものがあるのだ
Ryo Kameyama http://www.ryokameyama.com/
インタビュー(7年間アフリカを撮り続けた写真家、亀山亮に聞く◇前編)http://getnews.jp/archives/272336
インタビューに書いてあるけど、亀山さんは八丈島在住。ゴミ処理場の問題についての文章も書かれていた。
http://www.patagonia.com/jp/patagonia.go?assetid=83420
八丈島の水海山の水源を汚すもの
http://www.patagonia.com/jp/patagonia.go?assetid=83420
写真集にサインをしてもらって少し話しをする間に、二回くらい、
亀山さんに「元気で、体に気をつけて」と言って、
見に来た人たちが会場を後にして行くのを聞いた。
それが一番の言葉な気がした。
亀山さんに「元気で、体に気をつけて」と言って、
見に来た人たちが会場を後にして行くのを聞いた。
それが一番の言葉な気がした。
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